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沖縄行きたい、海に行きたい―――な管理人に一票!! なんちゃって。


by tatsuyan1978
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ガンダムSEED DESTINY 30話 刹那の夢

ガンダムSEED DESTINY 30話 刹那の夢_c0011148_19245160.gif
本日の一言 ”あたし、何時の間にアスランさんのこと呼び捨てにしてたんだろ? byルナマリア”


Phase30 Outline
アークエンジェルにはオーブの理念に賛同する者達が集っていた。共に戦いたいと申し出る彼らをキラ達は迎え入れる。まだ明確な答えを見出せないものの、新たな道への足がかりが出来たと、彼らの表情は明るかった。
一方ミネルバは先の戦闘により甚大な被害をこうむり、ジブラルタルを目前にしながら足止めされていた。勝ち負けのつかない戦闘に、艦員たちの不満は募る。そんな中、ステラの容態が変化し、危険な状態に陥る。シンは傍にいながら何も出来ないことに憤り、アスランへとその思いをぶつけてしまう。そして、タリアと軍医の会話を聞いたシンは、彼女が実験動物のように扱われることに耐え切れず、ステラを地球軍へと帰す決意をした・・・。

・・・・・・・・・・えっとですね。
今回の感想は、色々なところに怒りを感じてしまって、何から行けばよいのか解らないので・・・。
とりあえず順番どおりに行きます。

戦闘後、どうにかしてアークエンジェルへとたどり着いたアマギさん達。
カガリとの再会を果たし、オーブの理念を護るために一緒に戦いたいと申し出ます。
バカボンをどうしたかは解りませんが、ボートに乗せて海へ漂わせていたら良いなぁ、とちょっと思ってしまいました。(^。^;)

実はこのシーン、今回の話の中で唯一憤りを感じずに見れたところでした。
カガリが自分の無力を嘆くところ。アマギさん達が、ただ戦うだけでなく終わらせるために一緒に戦いたいと申し出たところなど。
ああ、ウズミさんの理念はきちんと生きているんだなぁ、と感じれました。ただ憎み合うだけでなく、新しい道を見つけ出そうとする人たちがいれば、それがどんなに小さな力でも、決して最悪な結末には行かないだろうと信じれました。

キラの言葉にも、自分達が戦うことの空しさや、けれどそれしか出来ない自分達への憤りが感じられ。けれど同じ心を持った人たちがいれば、きっと道は開けると信じさせてくれる強さも感じられました。漸く孤独な戦いを続けてきた彼らへ光が見えたわけですね。

対してミネルバ、および地球軍は相変わらず未知を見つけられないままうだうだとしていました。
特にシンは、ステラの事もあるけれど、少々増徴しすぎですね。
今回の台詞の中に、地球軍だけが悪いんだ、という台詞がありました。これは彼が目先の事にしかまだ思考が行っていない事だと思います。

ちょっと怖い考えが頭に浮かんだのですが、今のシンはナチュラル根絶を目指したパトリック・ザラに今一番近い存在でしょうね。
目の前の敵さえ滅ぼしてしまえば、自分達は安全だと。自分達の世界を壊した者に対する憎しみで凝り固まった存在。

あいつらが悪いんだ。
あいつらが撃ってきたんだ。
あいつらが彼女をこんな風にした。

ただそれだけでシンは戦っている。
1話目のときに、シンは「また戦争がしたいのか」、と叫びましたが。今一番戦いたがっているのはシンでしょうね。敵が出来て、それと戦う意思が生まれて。同時に憎しみが生まれた。
撃たなければ撃たれる。殺さなければ殺される。そんな単純な思考に陥ってしまったのでしょう。

力があれば、強ければ何でも出来る。守りたいものも守れる、戦いも終わる、と単純に考えているシン。
反対に、戦っても、撃っても、何も変わらない。何も守れない。誰かを打てば、一時的には守れるかもしれない。けれど、永遠に憎しみは続き結局また戦いが始まると気づいたキラ。両者の違いはそこなんでしょうね。
本当は、種でその事を学んだはずのアスランがシンへ教えなければならないはずなんですが。彼もまだ悩み中で、どよ~んとしてますから。まだまだシンは増徴してしまう可能性があるわけです。

アスランもいい加減うじうじしすぎです。
セイバーを受け取って復隊した、ということは戦う事を決意したわけであって、悩むためにあんた軍に戻ったわけではないでしょうが、と叫びたかったです。
結局アスランが軍に戻って何をしたかったのか、ということが本編ではっきりと書かれていないことが、このもやもやの原因なのですがね。
今後きちんと書かれるんでしょうか、これ・・・。

さて、今回一番憤ったシーン。
それはステラの事。
タリアさんと軍医の台詞にももちろん腹は立ちました。結局、彼女は何処へ行っても実験動物としてしか見てもらえない。特異な力を持ってしまったものは、少なからずそういった可能性があるわけです。

その事が許せなくて、死なせたくなくてシンがステラを地球軍へ帰そうとした、というのは解ります。ただ、あまりにも早計でしたね。

ネオと確かに約束はしたものの、彼は軍人であり上の命令には逆らえない存在。しかも、ステラを隠すには、その事を知ってしまった者が余りにも多すぎていたわけですから。彼女が一時的に助かったとしても、再び戦場に戻される事は想像出来たことでしょう。
ただ、シンにしてみても、全てを信じきることは出来なかったけれど。信じることしか出来なかった、ということでしょうね。助けられるのであれば、と切羽詰ってしまいああいった行為しか出来なかったのでしょう。

レイも自分の生い立ちに、ステラを反映させていたのでしょう。
どんな命でも、生きられるのであれば、生きた方が良い。

思うに、レイはとてもやさしい存在なんだと思います。他者の命を奪わなければならない軍人である彼が言う台詞ではありません。きっと、普通に生まれていれば、軍に入らなければ穏やかに暮らせていたのでしょう。
好きで軍人をしているわけでもないと思います。

キラもレイも、そしてステラも複雑な生い立ちがあって。
けれど必死で生きられるだけ生きようと足掻いている。
何となく今回の話は悲しくて、とても憤りを感じずにはいられない話でした。

来週はとうとうデストロイが出るみたいですが。
パイロットはステラという話が出ているのですが・・・・。
まじ・・・・?(T-T )(ToT)( T-T) オロオロ
どうか最悪の結果にならないように・・・・。

キラもシンも、もう十分大切な人を失ってきたわけですし。
これ以上悲しい目にあわないように。祈りたいです。

これまでの感想はこちらから
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by tatsuyan1978 | 2005-05-14 19:22 | アニメ