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沖縄行きたい、海に行きたい―――な管理人に一票!! なんちゃって。


by tatsuyan1978
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ガンダムSEED DESTINY 19話 見えない真実

本日の一言 ”やっぱり一番黒いのは議長でしょう”



あらすじ

スエズ攻略作戦をを成功させ、ザフト軍基地へと入港したミネルバ。
だが、ほっとしたのもつかの間。ミネルバクルーはラクス・クラインとデュランダル議長が地上を訪れていると聞き驚く。
ミーアの歌に酔いしれるザフト軍内、呆れながらも真実を口にする事も出来ないアスランはただ、呆れた目で彼らを見ることしか出来なかった。
デュランダルに呼ばれ、ホテルへと滞在することになったシン、レイ、ルナマリア、アスラン。
そこで彼らはデュランダルの口から、戦争の裏側にある組織の事を聞かされる・・・。



とまあ、こんな感じでした。
話としては、一応謎の組織と呼ばれていた『ロゴス』の存在が漸く表に出てきたということでは、少し進んだのかな?

しかし、プラント市民・・・。
誰かミーアとラクスの違いに気づけよ、と思っていたのですが。
一応ノリノリだったのは、男性陣だけで女性達は結構冷めた目でミーアを見ているみたいでしたね。
メイリンの台詞に『何だか感じ、変わりましたねラクスさん』、というのが有ったのですが。まぁアスランとの絡みを交えての台詞だったのかもしれませんが、結構違和感を感じている人もいる、と解って良かったです。
あとはミリアリアがでてきた事。
やっぱり台詞は無かったのですが、ミーアの写真を何枚も撮っていたことと難しい顔をしていたことから、彼女もミーアがラクスではないことに気づいているでしょう。

あとはファントムペインの面々。
一応ミネルバを追っての偵察行動みたいですが。
彼らはどうやって、そこの国に入ったんでしょうか? 何基地なのかは、ちょっとわからないのですが、今回ミネルバが入港したのはプラント寄りの地域ですよね。というか、地球軍の支配を嫌って、プラントへ支援を求めている国ということでしたが。全くの中立というわけでもないのに、というかプラントの基地があり、明らかにプラント寄りの姿勢を見せている国であるはずなら入国審査とか結構厳しいんじゃないかなぁと思うのですが。

相変わらず進出気没なステラたちです・・・。

負けてもいないけれど、勝つ事も出来ていない自分たちに憤りを感じているようでしたが・・・。
彼らって本当に一体何なんだろう? 強化人間ではあるけれど、前の三人よりは結構自我がはっきりしているし。でもしっかりしているのはスティングぐらいで、アウルはどちらかと言うと種の三人に近いものがあるし、ステラはステラで自我というものがあまり感じられませんし。
今回も真面目に話しているのは、スティングとアウルぐらいでステラは相変わらず蚊帳の外でした。
三人の今後、というかこれまでの経緯とか語られると良いんだけど・・・。
ステラはともかく、アウルとスティングは時間の都合とかで切られそうだな。

ミーアのコンサートが終わり、議長の泊まるホテルへと向かったミネルバクルー。
レイって、デュランダルの事を尊敬しているのか、と思ってましたがどちらかと言うと敬愛、もしくは親愛の情を抱いているみたいですね。
小さな子供のような感じです。

ちょっと考えてのが、もしレイがクルーゼのように生み出されたクローンであれば、彼の実年齢と今の姿が一致しない、ということも考えられます。姿は青年でも中身はまだ子供とか。
もしくは、遺伝子の専門家だという議長自身メンデルに何かしら関わっていて、レイを生み出してその存在意義を与えた人。みたいな考え方もありますし・・・。
今回の話みて、レイが可哀想なことにならないように祈ります・・・。いや本当に真面目に。

頬を染めるレイ、むちゃくちゃ可愛かった・・・。


その後、アスラン達一向も到着。
デュランダルとの会見が始まります。
内容は、どうしたら戦争が終わるのか。また何故戦争がなくならないのか、ということでした。
ここで結構個人個人の戦争感が現れていましたね。

シンは戦争の表面的なもの。
ブルーコスモスや地球軍、というコーディネーターを認めない者たちがいるから戦争が終わらない。だからそれを倒せば全てが終わると考えている。

アスランはアスランで、敵を倒してもそれは戦争の輪を広げるだけで、戦争を終えることではないと考えている。かといって、武器を取る事を止めて仕舞う事は出来ないことに憤りを感じているようでしたが。

そんな二人にデュランダルは戦争がビジネスとして成り立つことを教え、実際にそうして戦争を起こしている者たちの存在を語る。
それが『ロゴス』という組織であり、ブルーコスモスの母体。所謂、アズラエルやジブリールもそこに所属している存在なんですよね。

予断になりますが、何故ブルーコスモスの盟主の名前が、アズラエルとかジブリールという天使の名前なのか、ちょっと考えてみました。コーディネーターは自然には生まれてこない存在。つまり、宗教的に言うのであれば認めることの出来ない存在なわけですよね。
だから、コーディネーターに反する組織のトップに宗教的な名前をつけることで、反存在、もしくは敵対する組織、だという意味合いを出しているんじゃないかなぁ、何て考えました。


話戻します。
ここで『ロゴス』の名前が出たとき、私議長もロゴスのメンバーの一人かもしれない、と考えていた説を捨てました。
親ナチュラル、という立場の彼ですが、遺伝子学者である、ということから考えても彼がコーディネーターの事を第一に考えているのは間違いないでしょう。だからこそ、彼は自分たちをビジネスの道具として使う『ロゴス』をなくしたい、とは考えている。
プラントが地球と開戦するきっかけになった組織であり、裏から戦争をあおっている存在なわけですから、それが無くなれば戦争は終わるし、ゴタゴタはあるでしょうが大きな揉め事は起こらなくなる。

親ナチュラル、というのも実際プラントは兵器作らなくても産業が確立しているみたいですし。
地球と取引しなくてもやってけるぐらいの体制は既に確立が出来ている。プラントに依存しているのは、今は地球な存在で有っても無くても構わない、とあまり重きを置いていないからなのかもしれません。

そうすると、何故デュランダルが本物のラクスではなく態々偽者のラクスを出してきた、と言う事にも説明が付くような気がします。

この後全くの私的考えなので、間違ってても責任取れません。
すみません。

デュランダルは戦争を終えたいとは考えている。
けれど、前回の停戦のような不安定なものではなく今度こそ確固たる勝利を収め、プラントの確たる位置を気づきたい、と考えた。

そのためには戦争をあおる存在を無くし、地球へ自分たちの力と存在をしっかりと知らしめたいと考えた。本物のラクスを使わなかったのは、ラクスが犠牲を出す事をよしとはしないと考えていたからだと思います。
戦争を続ければ、必ず犠牲になるものが出る。けれど確固たる勝利を掴み、ロゴスを壊滅させるには犠牲はどうしても出さなければならない。だから、自分の思い通りになるミーアを使い、ともすれば自分の邪魔をするかもしれないラクスを葬ろうとしたのでは・・・。

なんて考えたのですが・・・。
アスランにAAの行き先を尋ねたり、ラクスが既にオーブにはいないであろうということを確かめたりと、デュランダルがラクスのことをかなり脅威に思っているのは間違いないと思います。
実際、違和感を感じている人は出ているのだし、これでミーアが偽者だと知られてしまっては自分の計画が狂ってしまう可能性が高いわけですしね。

あと、デュランダルがキラの事をどう考えているのかは解らないのですが。
ラクスほど重きを置いていないのかもしれないのですが。今回初めてデュランダルに名前が語られましたしね。
う~ん・・・。
まぁ、それは今後のお楽しみにということで。


最後になりましたが、西川さんの新キャラハイネ君。
中々の軍人っぷりと、あと彼はミーアがラクスでないということも気づいているような気がします。
他のザクの軍人さんがノリノリだったのに対し、彼は一貫してミーアを馬鹿にしたような表情で見ていたので。今後彼がどんな風に物語に関わってくるのか、ちょっと楽しみですね。



これまでの感想はこちらから
↓↓↓
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/27383/

P.S SEED DESTINYの小説が3/1に角川スニーカーから出るそうです。
作者はSEEDのときと同じ後藤リウ先生。心理描写とかとても巧みに書いてくれていたので、今から読むのが楽しみです。
でも、バカボンのことは書かなくて良い気が・・・。


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by tatsuyan1978 | 2005-02-26 21:05 | アニメ