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by tatsuyan1978
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ガンダムSEED DESTINY Phase-44 二人のラクス

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本日の一言 ”同じ事を繰り返してしまうのが人間だとしても・・・。ちょっとやりすぎでしょう・・・。”

Phase-44 Outline
再び表舞台へと姿を見せたラクス。自分はラクス・クラインであること。自分と同じ姿のミーアが議長の下へいる事は知っていたが、彼女とは同じ考えを持っていず。デュランダルを支持しない、とはっきり明言する。そして、議長の言う事を全て信じるのではなく、自分で考えてどうすれば争いが無くなるのか考えてほしい、とラクスは訴える。
二人のラクスの存在に世界は動揺するが、真偽を確かめる間もなく月基地へと上がったジブリールにより戦局は再び大きく動く事になる。プラント郡を狙ったレクイエムの攻撃により、プラント郡数基が大破。ユニウス7の悲劇、そしてジェネシスの再来を彷彿させる攻撃に、人々は恐怖し新たな憎しみを抱く。シンはラクスの言葉に動揺するものの、この悲劇はジブリールを逃がした自分達のせいだと、レイに諭され再びジブリールへ、そして邪魔をしたオーブ、AAへと憎しみを強くする。
そしてキラ達はデュランダルの真意を知り、双方の戦いを終わらせる力は無いが、このまま行けば世界はデュランダルの思うまま、自由も未来も無いものになる事を知った・・・。再び宇宙へと上がる決意をするキラとアスラン。

ちょっとタイトル負けの展開でしたね。
ラクスと議長の舌戦を期待していた身としては、楽しみにしていたラクスの演説も最初の5分程度で終わってしまい。またデュランダルと、ではなく全く勝負になるはずもないミーアとのやり取りであったため、少々拍子抜けしてしまいました。

本物である、と信じていたラクスがもう一人出てきた事に世界は動揺しますが、ザフトによって開放されていた地域の住民。特に西ユーラシアの方面などは、どちらが自分達にとって優しかったか、益を与えてくれたか、という事でミーアを支持しようという動きが強かったようです。ただ、コニールの演説を見ていた女性達の表情が暗いものであったのが気になりました。良く見てみると、動揺していたのは若い世代や男性だけで、女性達、特に子供のいる母親やお年寄りの方たちは、何故そんなように動揺するのかが解らない、といった様子だったのが印象に残っています。

彼らにしてみれば、ザフトは自分達を解放してくれた恩人ではあります。ですが、コニールたちはザフトの援助をその後受けていたのでしょうか? よく解らないのが、コニール達は確か連合軍による徴兵や搾取を嫌い、独立を訴えて行動していたはずです。再び連合軍の支配を受けないように、ザフトの支援を受けているという事も考えられます。ただ、今回の状況を見ていると、国づくりに専念していた、というよりもデュランダルの言葉を真っ向から信じ、地球軍が悪い、ロゴスが悪いと戦争に参加していたというように見えました。
戦争が終われば、国づくりなど幾らでもできる(ザフトがデュランダルが助けてくれる)とコニールは思っていたのかもしれません。
ただ、地球軍からの支配を脱したというのに戦いが終わらず、また国の基盤を作ろうという動きも始まらない事に不安を抱いている人もいた。そして今回のラクスの言葉に、また戦いを始めようとするコニールや男性達にもういい加減にしてくれ、というような思いを抱いていた・・・、そんなように見えました。

そしてミーアですが。
やっぱり台本を読んでいたんですか。けれどラクスの登場でどうすれば良いのか解らず、みずから台本まで見せてしまうという失態を犯したのは致命的でしたね。結局彼女はラクスを演じるだけの器も器量も無かったわけです。
言われたとおりにちゃんとやれば、と考えていたミーアですが今回の失態が彼女をどのような道に進めるのかは解りません。偽者だとばれたわけではありませんから、宇宙へと追いやられた後、デュランダルの思惑通り事が進めばまた登場する選択肢もあるでしょうが。遺伝子という概念に重きをおいているデュランダルが、声が似ているという理由だけで選んだミーアをこのまま使い続けるとも考えられません。
悪く言ってしまえば、声が似ている者など幾らでもいるし、ミーアよりも使い勝手が良い子ももっといるでしょう。どちらにしても、あの時アスランの手を取らなかったミーアには余り良い未来は待っていない気がします。

そして再び表舞台へと出てきたラクス。
彼女の台詞に自分の事を「シーゲル・クラインの娘であり、先の大戦でAAと共に戦った」とあらわした台詞がありました。つまり、それがプラントで、そして地球での彼女のイメージなのでしょう。歌姫であり、大戦の英雄。
公式の場以外では、ミーアも素のままの姿でいましたが、それ以外の場ではラクスというイメージを強要されていました。つまり、ラクスは知的で優しく、女神のように人々を導き癒す存在である、と考えられていたわけです。大戦後、ラクスがプラントを去ったのは、人々の持つそういったイメージが増長されすぎ、いらない影響を与える事を恐れた。そして自分自身を見てもらえる場が更になくなってしまったことに嘆いたからかもしれません。

戦後の描写が無いのではっきりした事はわかりませんが、少なくとも個人であり、自分という思いを大切にするラクスが、虚像の自分を演じ続けることよりも愛する人の傍にあり、彼を癒し助けとなり、そして自分を見てくれる存在を求めたであろう事は間違いないと思います。

さて、宇宙へ上がったジブリールですが。
コーディネーターを悪とし、戦争を引き起こし、そして今回はレクイエムで多くの命を奪った彼。彼は、守る為に戦うのだ。力を取らなければ何も守れないといいました。ですが、一体彼は何を守りたいというのでしょうか? 

ナチュラルでしょうか?
それとも地球?

どちらも違うでしょう。守りたいと思うのであれば、戦争やエクステンディットを生むという愚かな行為を起こさなかったに違いありません。守りたかった、というものは彼のプライドや地位であり。それらを傷つけ、脅かすコーディネーターを子供じみた劣等感により全て亡くしてしまいたいと考えているだけなのです。

多くの仲間を見捨て、一人だけヘブンズベースから逃げ、匿ってくれたオーブとセイラン親子を見捨てた彼ですが。結局残ったのは月基地とそしてレクイエムという兵器だけでした。ですが、月基地は補給が無ければ成り立ちませんし、レクイエムもその特異性上、連射を行えるというものではないようです。多くのものを見捨て、踏みにじり、そうして生きてきた彼に今後救いが訪れるとも思えません。

今回デュランダルは、アプリリウスの惨劇に一見驚いたような表情を見せていました。
ですが、その後の彼は悠然と椅子に座り、既に勝ち誇ったような表情をしていました。まるで何もかもが自分の思い通りだ、といいたげな表情に、ひょっとしたら今回の惨劇も彼の想定内のことだったのか、と薄ら寒い思いを感じずにはいられません。

デストロイの情報さえ持っていた彼が、レクイエムの事を知らなかったというのもおかしな感じがします。そうすると、結局ジブリールも彼に踊らされていた一人なのかもしれません。はたしてジブリールがそれに気づく時があるかどうかは解りませんが。それを悟った時こそ、彼の最後の時なような気がぬぐえないのが現状というところでしょうか・・・。

さて、最後にAAクルー、そしてキラとラクス、アスランとカガリですが。
デュランダルの真意を悟り、そして世界が彼の思うままに進んでいることに憂慮しながらも、再び始まってしまった戦いを止める力が無いことに焦燥を隠せない様子でした。
デュランダルの真意とは、遺伝子によってその者の人生が全て決まってしまうという事。未来も、夢も無い。戦いは起こらないでしょうが、その代わり自由も無い。生まれた時に既に自分の未来は決められ、従わないものは淘汰、調整される世界。それがデュランダルの臨む究極の世界だと知る。
けれど、彼らが望むのはそんな世界ではない。無駄だと、認められずとも何かをしなければ、と何かをやらなければとあきらめずに行ってきたキラ達だからこそ、今回の事もやらないまま、あきらめる事は出来ない。
宇宙に上がって、何が出来るかはわからない。けれどデュランダルを止めなければ、戦争を行うよりももっと悲惨な結末が訪れるだろうことはわかっている。勿論、レイのようにデュランダルの行為を全て真とし、認めるものもいるわけです。

これもある意味、認める者と認めない者の戦いなのでしょう。
運命を取るか、自由を取るか。
運命が勝つか、自由が勝つか。
この先の展開はまだまだ予測不可能・・・。来週も楽しみに待ちたいと思います。


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by tatsuyan1978 | 2005-08-20 19:24 | アニメ