沖縄行きたい、海に行きたい―――な管理人に一票!! なんちゃって。


by tatsuyan1978
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火曜サスペンス劇場 街の医者神山治郎スペシャル 2005年4/5放送

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    キャスト
  • 神山 治郎 * 高橋 英樹

  • 柳井 英恵 * 奈良岡朋子

  • 大橋 辰子 * 岡本  麗

  • 安藤 響子 * 小林 綾子

  • 井上 由華 * 日下部 新

  • 田辺 亜希 * 清水由貴子

  • 小川 聡美 * 根本りつ子

  • 田辺 良一 * 佐戸井けん太


亜希と良一は夫婦でパン屋を営んでいた。亜希の明るい人柄と、人気商品のメロンパンのおかげで、店はいつも大繁盛。だがある日、良一が苦い味噌汁を飲んだ、と神山の下へ駆け込んでくる。酷い腹痛と下痢を起こしていた彼だが、トイレへ行くとすっきりした様子になった。検査を進める神山に対し、亜希は「何でもない」といって夫を連れ帰ってしまう。亜希の態度を不信がりながらも、元来気弱な良一は何も言えなかった。だが、何気なくあけた冷蔵庫の中でビニールに包まれた白い粉を発見する。翌日、響子の下へ保険のセールスをしている聡美から連絡が入り、良一に頼まれた、といって白い粉を渡した。検査の結果、それはダイエット効果があるとされる「にがり」だと解った。神山は亜希が無理なダイエットをしているのではないか、と推測。また何らかの理由で亜希が良一の味噌汁ににがりを入れたのではないか、と問い掛けるが、彼女は頑なに否定する。
そんなある日、神山は往診に行った帰りに良一と聡美が腕を組んで部屋へ入っていくのを見てしまう。神山は亜希が二人の関係を悟り、聡美に対抗するためにダイエットをはじめたのでは、と推測する・・・。その予想はあたり、良一、亜希、聡美の三角関係は彼らが再会した半年前から続いていた。亜希はその結果、過食嘔吐を繰り返すようになり。利尿剤やにがりなどの過激なダイエットへ手をつけ始めるようになる。だが、良一は亜希と別れる気はなく、かといって聡美にも強く出られない。そうして時間だけが過ぎ、ある日聡美を中傷するFAXが商店街中に広がったことをきっかけに、亜希の仕業としか思えない事件が次々と勃発する。亜希が聡美を呼び出したその日の夜、聡美の働く営業所で小火騒ぎが起こった。警察は亜希の仕業と推測。だが、無理なダイエットがたたった亜希は倒れ、神山診療所へ運びこまれていた。神山は亜希の病気が、良一の行為のためだと断定し、良一を問い詰める。
良一は「魔が差した」のだ、と聡美との関係を悔いていたが、既に後戻りできないところまで進んでしまっていた。彼女は良一の子を妊娠している、というのだ。
亜希のことを不憫に思いながらも、生まれてくる子のことを第一に考えようとする。だが、息を告ぐ間もなく、今度は聡美が流産の危険がある、として神山病院へと搬送されてきた。だが、出欠はあるものの、妊娠している形跡がない。英恵は彼女を子宮内膜症だとみる。

これまで、美容整形や幼児虐待について取り扱ってきた『町の医者シリーズ』ですが、今回の話は、夫婦の絆について。17年間連れ添ってきた夫婦の前に、昔の後輩だった女が現れ、夫は物新しさを愛と勘違いし、彼女と関係を結んでしまう。妻は夫を取り戻したいけれど、関係を明らかにすることで現在の自分達が築いたものを壊したくない、と思い黙認。けれど、無理はストレスを生むこととなり結果、過食嘔吐を繰り返すようになった。

シナリオは地域医療と夫婦の絆、不倫、女の友情、と結構王道テーマがそろっていました。
でも王道ながら、俳優の演技が光り、すんなりと話に入り込めます。特に佐戸井けん太の、頼りない夫の演技が印象的でした。愛人と関係を繰り返しながらも、妻に言い出す勇気もなく。その結果が奇妙な三角関係を産んだ。
前半部分、妻の亜希がどうして何も言わないのか、何故知っているのに夫と聡美を募らないのか、と疑問に思っていたのですが。現実ではよく解りませんが、よく小説などでは妻の怒りの矛先は夫ではなく、愛人へと向い勝ちです。亜希も聡美を呼び出し、良一と別れるように言いながら、良一に対しては何もなかったようにに振舞っている。愛人にさえ身を引いてもらえれば、夫は元通り自分の下へ戻ってくる。そう考えての行動なのでしょう。ですが、正直に言うと、何故彼女ら二人が良一なんかのために必死になっているのかわかりませんでした。後半で、聡美が病気にかかり、子供が埋めなくなるかもしれない体であり。一人になるのが怖くて、良一を何としても奪おうとした。という展開を見て納得もしたのですが。どちらかと言うと、病気が発覚し、気弱になった聡美が一人になりたくなくて、昔好意を持っていた良一で何とか手を打とう、という風に段々と見えてきました。

妊娠が嘘だと解り、神山達に何とか良一には流産したことにしてくれ、と頼む聡美のシーンでも、「一人で摘出手術を受けろっていうんですか!!」「また一人ぼっち」、という台詞がバンバン出てきました。亜希も子宮がんの為に既に子供が産めない体になっており、彼女はその苦しみを全て夫と店にぶつけて来た。彼女は勿論夫を愛してはいるのでしょうが、純粋な愛情というよりも、意地と17年間のプライドでしがみついているだけ、という感じが拭えませんでした。

最終的には、聡美が神山達の話で改心し、警察に自首をする、という展開なのですが。やっぱり女性同士の友情、というのが表に立っていて、今までの過剰なまでのドロドロはどうなったんだ。また、亜希が家を飛び出して、車に引かれてしまう、というシーンも何故入ったのか、というのが解らず。離婚届けを良一に突きつけた亜希だけれど、最後は頭を下げられてすぐ許してしまう、展開もちょっと不完全燃焼気味な終わりとなったことが残念です。

けれど、神山が医師として。どちらの味方でもなく医師として振舞ったこと。
真実を知り、聡美を罵る良一に彼は

「奥さんと別れる気も無いのに、聡美さんと会い続けた貴方はどうなんです? 
それとも一時でも本気で彼女との生活を考えたんですか?」

と言った台詞はお気に入りです。
聡美も正しい事をしたわけではないけれど、良一ほど間違った行為はしていない。聡美に騙された、と知り直ぐに亜希の下へ戻ろうとした良一に「彼女に謝ってくれ!」、と言った神山には、好感をもてましたね。


観て良かった度:★★★★☆
サルでも解る人権保護法案Q&A
人権保護(言論弾圧)法案反対!!

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by tatsuyan1978 | 2005-04-07 11:11 | 日記