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沖縄行きたい、海に行きたい―――な管理人に一票!! なんちゃって。


by tatsuyan1978
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ガンダムSEED DESTINY 23話 戦禍の陰

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本日の一言 ”僕って何時からアークエンジェルの艦長になったんだろう・・・?(byキラ)”



Phase 23 Outline


「突如現れたフリーダムとアークエンジェル。オーブの参戦を止めたいと願うカガリはストライクルージュに自ら乗り、オーブ軍へ撤退するように求めた。だが、ネオはユウナを脅し、怯えたユウナは再びオーブ軍をミネルバへ、そしてアークエンジェルへと向かわせる。必死で呼びかけるカガリの願いも空しく、再び始まった戦闘。己の無力さに嘆くカガリ。アスランはフリーダムへと必死で呼びかけるが、キラからの応えは無く。そして戦闘の最中、ハイネがガイアの攻撃を受け死亡してしまう。
また、ミネルバやオーブの中でも、味方とも敵とも取れないアークエンジェルに戸惑いを感じていた・・・。


えっとですね。
今回の話は結構、突っ込みどころ満載なんですが、一つ一つ揚げていきますね。
まず、何故カガリは、オーブが出兵したと聞いて驚いたのでしょうか? 同盟を結べば、そうなる事ははじめから解っていたと思います。
二年前、散々ウズミさんが言っていたことですし、散々回想していますから、よもや忘れたと言う事もないでしょう。
なのに何故、彼女がオーブが参戦しなければならなくなる、という考えに至らなかったのか、というと。やはり、国を焼かない事が一番大切だ、という周りの意見に流されてしまったからでしょう。

彼女は、種の時は代表首長の令嬢でした。
ですが、種デスでは、父親の跡を継いで、代表となった。けれど、散々言っていることですが、彼女は大戦の英雄と言う冠と、ウズミの娘という血だけで選ばれたお飾りの代表であったわけですね。
勿論、国民は彼女を慕っています。ですが、18の女の子。しかも政治の世界に入ったばかりの子に、父親と同じことをしろと言っても、無理な話でしょう。実質、オーブの政治はウトナたちが取っていたのでしょうね。

何故、他の代表達がウトナの思い通りになるのか、とずっと考えていましたが、代表として表立った名前を持っているのはカガリでも、実際力を持っているのはウトナ。だから、彼の決定に従った。カガリは実質的に采配を振るう機会を奪われていたわけですね。

あとは、彼女はとにかく一生懸命になるだけで、地盤固めを怠ってきたのだと思います。
二年の間に、ウトナが着々と力を付けていったのに対し、彼女はあくまでお飾りの代表であり続けてしまった。
幾ら能力があったとしても、一人では限界があり、周囲の人間に助力を梱ることはとても大切なことであったはずなのに、彼女はそれもしなかった。

アスランがいるから、と甘く考えていたのかもしれません。
もしくは、アスランが甘やかしたのかも? 

前回、アスランが「カガリがいれば・・・」的な発言をしましたが、今回キラは、「カガリがいても、この状況を止めることは出来なかっただろう」、とはっきりと言い切りました。
それは、傍にいたはずのアスランよりも、キラの方が彼女の事を良く見ている。よく解っているというように取れますよね。実際、私も彼女に出兵を止められたとは思えません。

恋人の欲目、というのを抜きにしても。
アスランはカガリに対し、何か理想のようなものを抱いているのでしょう。
カガリに理想の代表という形を押しかぶせることによって、狂気の道に走ってしまった父親の蔭を消す。もしくは、これが正しい代表なんだ、と思い込もうとしているのかも・・・。という様に感じました。


あと、アークエンジェルが何故、オーブへ派兵を止めるように来たのか、ですが。
オーブの外、というよりもウトナたちの手を逃れて、カガリは漸く外の世界を見る余裕が出てきました。けれど、まだ感情で動くことを止められていない。
思うに、キラはカガリを一人の人間として、姉として慕ってはいるけれど、市政者としては認めていないのでしょう。

だからこそ、ただ甘やかしていたアスランとは逆に、カガリに時には優しく厳しい事も言って現実を見させようとしているんだと思います。
出兵を止めたいのであれば、彼女をオーブへ戻すことが一番大切なことだと思うのですが、この状況で戻しても、恐らくまたウトナたちに利用されることは目に見えている。

今回、カガリがオーブ軍へと呼びかけましたが、キラ達はそれが成功するとは、思っていなかったのではないかと思います。
彼女の考えは、理想であり、動き始めている世界に対応したものではない。
自分は市政者として、力が無いのだ、ということをとにかく改めて認識させ、今後どのようにすれば良いのか、彼女に考えさせるために、あそこへ来た。私はそういう風に思いました。

実際、危険な賭けでしたよね。
あそこでオーブが引けば、まぁ直ぐに焼かれる、というわけではないでしょうけれど。
地球軍からなんらかの報復は有ったでしょう。ただ、それをどのように回避させていけるか、が政治家としての腕の見せ所なわけですし。

カガリには、そういったキチンと物事を見れ、考えられる。
そして、自分の考えを周囲に納得させられる力を持った市政者になってもらいたい。
そんな風に思います。

あとは、キラですが。
・・・・・・・・最強ですね。
ってか、オーブ。血縁なんかで代表者を選ぶの止めようよ・・・。
キラが代表すれば、良いかと思います。何というか、パワーアップしてますよ、この人。
ってか、切れた?

何というか、カリスマオーラ万万出てますし、再び戦場に出るようになってから、一皮も二皮も向けましたね。
もしかしたら、キラはこの二年の間、自分に出来ることを探していたのかもしれません。
カガリの手伝いをする事も考えたのでしょう。実際、14話では、助けてあげられなくてすまない、と謝っていましたし。
ただ、傍にはアスランがいたし、彼女も代表として上手くやってくれるだろうと期待していたら・・・。この有様だったので。

う~む、何というか。
キラとラクス、タッグを組んだらもう最強ですね。
逆らえる人、いないんじゃないかと・・・。というか、彼らなら、地球軍の狸たちと充分やりあっていけたのでは?

やっぱり、オーブもうちょっと人事考えようよ・・・。

バカボンなんか選んでないでさ。
というか、この人。散々ばかだなぁ、と思っていましたが。
思うに、バカボンは戦争をしたい、というわけではないのですが、それは国民のため、というよりも。自分の好きにできる国を滅ぼしたくない。という思いの方が強いのでしょう。

言われるままにしたがっておけば、良い。理念なんかどうでも良い。それで国は護れるし、それに、国民に人気のあるカガリを妻に迎えれば、自分の思うとおりに国を動かせる。

とかいうような、簡単な考えで動いているんでしょうね。
だから思うように行かないと、子供のように泣いて悔しがる。自分の思いのままに成らないものは、皆悪いんだ。というような考えで。
ほんっと・・・、馬鹿・・・。

でも、ここまで付け上がらせてしまったカガリにも責任は無いとは言いきれないので。
この後でその落とし前はきっちりとつけてもらいたいと思っています。


来週はキラとアスラン、カガリ、そしてミリアリアの再会ですね。
どうやって彼らを見つけるのかは解りませんが。これで情報交換をし合い、話が進むということでしょう。

今回なんで、ハイネが死んだのか、という事も。
やっぱり議長の事だけだと、アスランがアークエンジェルに戻らない理由としては小さいから、キラが介入した為に(結果論ですが)、ハイネが亡くなった。その為にアスランがキラの行なっている事を、素直に認められない、という理由を強める必要性があったんだと思います。

さて、来週は8話以来の、思いの交差が見れるみたいで。
また楽しみが増えました。


あ、あとチャンドラさんの
「やります!!」
って台詞。やってみます、じゃなくて「やります!!」。
難しい事なのに、でも出来ませんとは言わない。キラも強いけれど、彼らも強い。
単体の強さだけでなく、まとまりの強さとか、本当に好きですし。他の艦には今は無いことなので、何だかほわぁ、としています。
本当にアークエンジェル、良い人材集めましたね。

絶対にみるぞ~~!!
あ、でも30分早まるそうなので、気をつけないと!!


これまでの感想はこちらから
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by tatsuyan1978 | 2005-03-26 21:00 | アニメ